ビジネス法務のセミナー第1回行ってきた!

事務員ゆーこさん

2019年09月05日 22:48

こんにちは、
オンライン経理・事務・庶務代行サービス
そこそこ使える事務員ゆーこさん」です。

ゆーこさん、本日
まちなかのAnyで開催された
ビジネス法務のセミナー第1回に参加してきました!

ビジネス法務の基礎固めセミナー




いやぁ~、内容濃かった!
行ってよかった!


本日はホントの基本の部分のみですが、
まったくビジネス法務にかかわってこなかった身としては
「へぇ~」「ほえ~」「その用語、そういう意味だったのね」と
基本にもがっつり「学び」がありました。

本日のセミナーは、ざっくり3ステップ。

【1.民事法と契約書の関係を知る】

モノの売買、請負、準委任など、
ビジネスを行なうときに適用されるのが、主に民事法と呼ばれる法律。
ただ、法律の中には、絶対に守らなきゃいけない部分と、
「契約書を交わしてあるなら内容を変えてもいいよ」という、
いわばアレンジOKな部分がある。(この部分を「任意規定」と呼ぶ)

つまり、ビジネスのベースとなるルールが「法律」で、
それにアレンジを加えた独自ルールが「契約書」

もちろん、あまりに常識はずれな契約内容は
無効の判断が下されるけれど、
お互いの同意さえあれば(ハンコを捺してしまえば)
そんなの聞いてないしー、では済まない
お互いの間だけの「独自お約束」
成立したことになるのです。




【2.企業のリスクと対応をシミュレーション】

講師の方の説明をきいたあとは、自分で考える「ワーク」の時間。
メーカーA社と、下請け部品メーカーB社の
開発から販売までのシチュエーションを想定して、
各段階で、双方にどんなリスクがあるかを洗い出す作業をしました。

「ここで情報漏洩が起こったらマズいなー」とか
「最低保証してくれないと怖くて製造続けられないよなー」とか
あれこれリスクを想像する作業は楽しかったです。

ボーっと解説をきいてるだけよりも
自分の脳で具体的なシミュレーションを想像する方が、
理解力がグッとあがりますね~


【3.リスクに対応した契約書の作成】

【2】のワークで洗い出したリスクをベースに
A社とB社双方が納得できる
「製造委託契約書」を作ったらどうなるか?を
勉強していきました。

講師の長野弁護士が作ったサンプル契約書は、
「このリスクを回避するためには、こんな文面を入れると良い」という
具体例がわかってとても参考になると同時に、
「小規模な企業じゃ、こんな念入りなリスク管理
 まったくできてないよな~」と心配にもなった(笑)




【本日のセミナーのまとめ】


講師の方のお話で印象的だったのは、
「契約書を交わす」というと、
大企業VS中小企業の場合は、どうしても
大企業が契約内容でマウンティングしてくる印象がある。
けれど、「契約書」は本来
お互いのリスクを事前に掘り起こして
折り合いをつけながら解決していく
「コミュニケーションツール」である、とおっしゃっていたこと。

法律や契約書って、難しそうだから敬遠しがちですけど、
ビジネスを成功させるための「基礎!」であり、「すべて!」なので、
まずは苦手意識をなくすところからのスタートですね

いやぁ、ためになるセミナーだったなー。
第2回も必ず参加しなくっちゃ~

これからも、ベテラン事務員ゆーこさんの活躍に期待してください。



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