ビジネス法務のセミナー第1回行ってきた!
こんにちは、
オンライン経理・事務・庶務代行サービス
「
そこそこ使える事務員ゆーこさん」です。
ゆーこさん、本日
まちなかのAnyで開催された
ビジネス法務のセミナー第1回に参加してきました!
ビジネス法務の基礎固めセミナー
いやぁ~、内容濃かった!
行ってよかった!
本日はホントの基本の部分のみですが、
まったくビジネス法務にかかわってこなかった身としては
「へぇ~」「ほえ~」「その用語、そういう意味だったのね」と
基本にもがっつり
「学び」がありました。
本日のセミナーは、ざっくり3ステップ。
【1.民事法と契約書の関係を知る】
モノの売買、請負、準委任など、
ビジネスを行なうときに適用されるのが、主に民事法と呼ばれる法律。
ただ、法律の中には、絶対に守らなきゃいけない部分と、
「契約書を交わしてあるなら内容を変えてもいいよ」という、
いわばアレンジOKな部分がある。(この部分を「任意規定」と呼ぶ)
つまり、ビジネスのベースとなるルールが
「法律」で、
それにアレンジを加えた独自ルールが
「契約書」。
もちろん、あまりに常識はずれな契約内容は
無効の判断が下されるけれど、
お互いの同意さえあれば(ハンコを捺してしまえば)
そんなの聞いてないしー、では済まない
お互いの間だけの
「独自お約束」が
成立したことになるのです。
【2.企業のリスクと対応をシミュレーション】
講師の方の説明をきいたあとは、自分で考える「ワーク」の時間。
メーカーA社と、下請け部品メーカーB社の
開発から販売までのシチュエーションを想定して、
各段階で、双方にどんなリスクがあるかを洗い出す作業をしました。
「ここで情報漏洩が起こったらマズいなー」とか
「最低保証してくれないと怖くて製造続けられないよなー」とか
あれこれリスクを想像する作業は楽しかったです。
ボーっと解説をきいてるだけよりも
自分の脳で具体的なシミュレーションを想像する方が、
理解力がグッとあがりますね~
【3.リスクに対応した契約書の作成】
【2】のワークで洗い出したリスクをベースに
A社とB社双方が納得できる
「製造委託契約書」を作ったらどうなるか?を
勉強していきました。
講師の長野弁護士が作ったサンプル契約書は、
「このリスクを回避するためには、こんな文面を入れると良い」という
具体例がわかってとても参考になると同時に、
「小規模な企業じゃ、こんな念入りなリスク管理
まったくできてないよな~」と心配にもなった(笑)
【本日のセミナーのまとめ】
講師の方のお話で印象的だったのは、
「契約書を交わす」というと、
大企業VS中小企業の場合は、どうしても
大企業が契約内容でマウンティングしてくる印象がある。
けれど、「契約書」は本来
お互いのリスクを事前に掘り起こして
折り合いをつけながら解決していく
「コミュニケーションツール」である、とおっしゃっていたこと。
法律や契約書って、難しそうだから敬遠しがちですけど、
ビジネスを成功させるための
「基礎!」であり、
「すべて!」なので、
まずは苦手意識をなくすところからのスタートですね
いやぁ、ためになるセミナーだったなー。
第2回も必ず参加しなくっちゃ~
これからも、ベテラン事務員ゆーこさんの活躍に期待してください。
関連記事