台風と大っ嫌いな担任の話

事務員ゆーこさん

2019年09月06日 20:07

こんにちは、
オンライン経理・事務・庶務代行サービス
そこそこ使える事務員ゆーこさん」です。

また週末に台風がやってくる見込みです。
皆さま、そなえを十分になさってください。

台風と言えば、
ゆーこさんが小学生のころの
大っ嫌いな担任を思い出します。(笑)




ゆーこさんがまだ小学生のころ、
たしか今と同じ9月だったと思いますが、
台風と雷がミックスされた不思議な荒れ方をした日がありました。
当然、外には出られず、
兄と祖母と、お留守番をしていました。

そのとき祖母が、私たちに戦時中の話をしてくれたのです。
荒れた天気が、戦時中の何かの記憶とリンクしたみたいでした。
普段、祖母は思い出したくないのか、
一度も戦争の話をしたことがなかったので驚いたけれど、
祖母にも若かりし頃があり、
大変な経験をしてきたことを孫である自分たちに語ってくれて
私はなんだかとてもうれしかったのです。

祖母から戦争の話を聞いたのは、
後にも先にもこのときだけでした。

それからしばらくして、
学校で、テーマ自由の作文を書くことになりました。
まずは「タイトル」と「あらすじ」を考えてくる宿題が出ました。

私は、台風と雷で大荒れしたあの日、
祖母と兄と私が、なんとなく目を合わせづらくて
3人とも窓の外の暴風雨をながめながら
祖母の戦争体験を聞いた、
あの瞬間のことを作文にしたくて、
「台風と雷」みたいなタイトルとあらすじを書いて
先生に提出しました。

小学生なりに、
天候の荒れ方と戦争の悲惨さをシンクロさせて書こう、とか
現代と戦時中のシーンを交互に登場させよう、とか
映画の絵コンテみたいなものまで頭に浮かんできて、
「これはイケる気がする」
「いい作文が書ける気がする」
と自信があったのです。

でもそのときの担任は、
私の「台風と雷」というタイトルだけを見て、


「ダメダメー。こんなテーマじゃ短い詩しか書けないよ」


と言って、
ろくにあらすじも読まずに却下してしまったのでした。

小学生の私には反論する勇気もなかったので、
結局、熱のこもらないどーでもいいテーマで、
どーでもいい作文を書きました。。。




もし、あのとき、
自分が感じたインスピレーションのままに作文を書いていたら、
きっと百田尚樹の「永遠の0」に匹敵する名作が
できたに違いないといまだに思うのです。

まぁ、、、記憶が大げさに修正されているだけで、
実際書いてみたら
ぜんぜん大したことなかったかもしれないけど(笑)、
何十年たってもあのときの口惜しさは消えないんですよね。

はじめて「大人にがっかりした」瞬間でした。


というわけで、
台風や雷がくると大っ嫌いな担任を思い出すという、
どーでもいいお話をして、チラシ制作に戻ります!
みなさま、備えあれば患いなし~。

これからも、ベテラン事務員ゆーこさんの活躍に期待してください。



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